Blog的なサムシング

東京の東で空き工場など探してみまして

東京の東のエリアで工場物件などを探しにいきました。レンタル自転車に跨って、梅雨のわりには晴れた日に。いくつかの渋い建物達を見つけましたので、折角ですので探す過程も含めて紹介してしまおう。という事でこの文章を書くに至っています。

 

物件探しのポイントは2つ。1つは立地。江東区大島にほど近い場所である事。もうひとつのポイントは、天井は高い方が望ましく、50㎡程度の広さは欲しいところ。路面の物件で、軽飲食が可能な物件。音が出る業態なので、出来れば一棟モノが欲しいところ。江東区には築年数古めの工場がまだまだ残っていますので、自然とターゲットは渋めの工場に。広さのある店舗付き事務所なんかも良いですね。広めのスナックとかあれば最高なのですが。

物件探しのスタートは東京メトロ半蔵門線の住吉駅。これは特に理由はなく、たまたまシェアサイクルの空きがこの駅周辺にあったからなのですが。写真は住吉駅の猿江恩賜公園近くの硝子工場。空き物件ではないのですが、そうそう、こんな感じの天井高そうな感じが良いのです。

 

 

 

 

目的地が大島周辺ですので、住吉の駅から猿江恩賜公園を東に抜け、新大橋通りを大島方面へと移動します。住吉から大島の駅周辺に至るまでに、なにか素敵なサプライズでもあるかな、って思っていましたが。思いがけない物件との出会いはなかったですね。残念。

 

そして大島駅周辺。大通りを一本路地に入ったところで。なんだかいきなりのラスボスに遭遇感です。町工場、といえば良いのでしょうか。この前面の引き戸、重厚な感じがいかにもTHE工場という面持ちで。引き戸の上部3分の1だけ窓になっているこのバランス感もまた格好が良いですね。窓はもうその役割を果たしていない気がしますが。所々めくれてしまっている部分もありますので、塗装含め改修が必要にはなってしまいますが、この赤いポストは残しつつ場の顔として最大限利活用したい引き戸ではないでしょうか。

 

遠目に物件を眺めると、2階からさらに上階へと進む外階段が。いい感じに錆付いていますね。安全性は担保が必要ですが、この味わいはどうにかして残しておきたいところ。これ、3階登った先の景色はきっと気持ち良いものでしょうね。

外壁には一部耐震補強のような箇所が確認ができますので、いざこの物件を使うぞ、ってなっても、あれやこれやかなり手がかかりそうな物件ではありますが。

 

 

 

カメラ片手にシェアサイクルで路地を爆走する変な人だったわけですが、途中大島の路地裏でこんな光景が。太鼓、紫音。今はこのご時世ですからひっそりとしていましたが、平時には建物から漏れ聞こえるカラオケの音が夜な夜な続けられたのでしょうか。

 

 

 

このカラートタンの平屋も大島で。使用中の物件のようですが。清澄白河にちょうどこんな感じの建屋を改修したイタリアンがあったような。手前と奥の2棟とか借りられると、面白い使い方ができそうな気がするのですが。

 

 

 

自転車で大島をフラフラする事30分。額の汗もいよいよ滴り落ちる程度にまで火照った体。こりゃしんどいわい、などと思った時にですね。鮮やかな青の建屋が目に入ったんですよね。空き家ってわけではないのですが。この前面の植物の置かれ方とか。主張強めのブルーとか。んーこれはすごい。

 

 

 

南砂の団地もそうなのですが、この大島の団地ってのもなかなかどうして、良い。良いんです。ドーンと広い公開空地、みなさん思い思いにベンチに花壇に腰掛けて。ほっこりでもない、コミュニティなんとかみたいなカタカナな感じもない。ただ、みなさんがそこにいる。素晴らしいですね。そして、この新旧店舗が入り混じるアーケード。ちいさなパンやさん、美味しいらしいです。近場で活動している方が、そう仰っていました。

 

 

 

大島の裏路地に突如現れる喫茶の文字。大島、侮るべからず。

 

 

 

ひとり空き工場探しツアー、中でも気に入ったのがこちらの物件。2つ入り口があるし、このシャッター上部の窓?のようなものの存在感。そしての緑。1階は天井高めのカフェレストランにして、2階は1席だけのスペースとかにして。気持ちよくなると思うのですけど(飲食業の経験のない素人の意見です)。

 

 

 

この物件。大島のエリアで深堀すべきなのはこの物件かなー、というところで。大島駅から徒歩1分なので、ちょっと賃料が希望に合わないのでは、と思うのですが。まずは動いてみないと始まらないですね。何が良いって、天高ありそうなのと、大通りからひっそりとした路地に入ったどんつきにある建屋なんですよね。なかなかな立地です。

 

この後北砂に移動して砂町銀座周辺の空き物件を眺めにいったのですが、案外大島編のボリュームがあったので。ここらで終わりにしておきたいと思います。

"明日の郊外団地"を読んで

ようやく四半期が締まったので、気になった文章を読んでいるわけですが、

建築設計事務所のkurosawa kawara-tenさんが書いた"明日の郊外団地"という一連の文章を読んで、

なるほどなーと思った事を書いておきます。

 

この文章、舞台は数十年前に千葉郊外に作られた吉野台団地という場所で、前半は全国的な団地の衰退の背景を説明していて、

それは例えば不動産業界による新築物件の供給継続、働き方の変化に伴う子世代の都市部への定着、高齢による居住者の移転、

そして衰退に対する行政の無施策という切り口で説明をしていて。

 

後半部分は都市空間と比較してポテンシャルある郊外団地という住空間の今後の利活用の方向性を、

吉野台団地をケースとしていくつかの実行施策を提示したものなのですが。

(だいぶざっくりと書いてますので、詳細は本文をお読みください)

 

以下、引用を交えて、そうだよなーと思ったポイント。

 

郊外戸建団地が住宅の団地から次の姿に変わる一つのケーススタディとして、まず手始めに自らの所属する吉野台団地を変えてみようと考えている。空き家は増え続けており、空き地もたくさんあるため変えるべき空間は十分にある。(中略)もし空家一軒を本棚だけで使えたらどうだろう。二世帯が暮らすには狭いかもしれないが、30坪の広さの図書スペースは小さな設計事務所の蔵書だけであれば十分に大容量だろう。(中略)もし一軒を模型室として使えたら、3Dプリンターやレーザーカッターも置けるし、今後はもっと大きな敷地模型やモックアップも積極的に作っていける。(中略)もし一軒を木工室にできたら、木材の製材から家具作りができるようになる。(中略)もし一軒をレクチャールームにできたら、もっと設計にワークショップを取り入れて、施主や地域住民との双方向的な設計もやり易くなるだろう。ワークショップだけでなく、事務所内のスタッフの勉強会や関係者を集めての報告会や発表会をすることもできる。一軒は遠方からくる客人の滞在できるゲストルームとして使えれば、海外からのゲストも招くことができる。団地に住んでいる人たちにも使ってもらえば、親戚や友達が来た時に泊まっていってもらうこともできるようになる。

 

明日の郊外団地のケーススタディとして、手始めに吉野台団地の空き家をうまく活用していこう、という話なのですが、

広大な団地の敷地と建物を面で捉える、つまり従来価値観である1棟に住(ないし働く)環境と機能を集約させる考え方ではなく、

明日の郊外団地を生きる人々の暮らし方と働き方に応じて、うまく既存の建物や空間を活かしていけばいいよね、

という話だと理解したのですが。これは谷根千のHAGISOさんらの活動もとても参考になっていたから心に引っかかった部分なのですが。

HAGISOさんの例で言えば、そもそも宿泊施設という箱に全ての機能を集約させる事が重要なんだっけ、という話だと思っていて。

風呂は近くの銭湯で、食事は近辺の味わいある定食屋で、遊びは近くのなにがしで、といった具合に、

街を面で捉えて宿泊施設1社で提供するよりも周辺の魅力的なアセットを有効活用した方が来訪者の満足度って高まるかもね、

という事なのかなと思っていて。大事なことは旅館なりゲストハウスなり用途を起点に必要な機能を一つの箱で従来通り提供する、

って考え方ってどうなの、という。価値観の持ち様って大事だよね、ということで。

それが郊外の団地を舞台に提言されている点が新鮮だったというか。



kurosawa kawara-tenの考える少し先の郊外戸建団地の一つの特徴は、通勤や通学、または子供達が巣立って行く、介護が必要になり施設に移り住むといった内から外へのベクトルが主だった今までの姿から、外から団地へと向かう逆向きのベクトルを持っているべきだと考えている。外から人や物が入り込んだり通り過ぎたりすることで、閉塞感や村的な見られ合うストレスが軽減され、新しい情報や物で更新されて常にどこかで更新が起きて新鮮さが作り出されるような状況ができるのではないかと考えている。そのためにも、手始めにまずは団地出身の第二世代がもう少し頻繁に実家に訪れるような状況を作ることは、団地へ向かうベクトルの第一歩として適当なのではないかと思われる。何よりもたまに帰省するというのはそこまで悪いことではないし、たまに帰省するとずっと舅や姑または親戚と一緒にいて息がつまるというような義理の家族にとっては、就寝の時だけでも距離を取ることができるゲストハウスというのは実のところかなり有効なのではないだろうか。

この部分なんかは本当そうだよなーって思う部分で。

まちづくり界隈とか地方創生、シャッター街再生みたいな話を見聞きすると、外部から意思のある人、

それはクラフト作家とかパン屋とかが多いイメージで、彼らを地域に呼び込んで(もしくは自発的に住みついて)、

ナリワイが進み、小さく、そして徐々に賑わいが生まれてくる、みたいなストーリーが多いように思うのですが、

そうした事例ばかり読んでいるからなのか、どうも元々その地域に住んでいた人が帰ってくるという、

昔からある言葉のUターンみたいなことなんですが、その視点というかそのステークホルダーへの意識ってすっぽり抜けていたな、

って思いまして。メディア映え的にはそりゃあクラフト作家さんをフィーチャーした方がウケがいいってのもあるのでしょうが。

 

なんでこんな事を書いているかというと、僕はこのところ埼玉のとある団地に通っていたんですが、

文章の舞台である吉野台団地といくつかの共通点があって。

 

この埼玉の団地は、40年前に建てられた木造テラスハウスで、竣工当初に住み出した住民の置かれた状況というのは、

まさに吉野台団地と類似部分があり、それは子世代は巣立ち、自身は高齢化、様々な事情で1軒また1軒と転居が決まって

徐々に空き家が増えているーー、というもの。

 

当然木造テラスハウスだから次の住み手が決まりやすいものではないわけで(住宅ローンとかの話です)、空き家状態の期間は長いし、

仮に買主が現れても子育て世代ってわけではないようで。(子育て世代は同じく子育て世代が集まる住環境を求める傾向にあるので)

結果として空き家がちで、高齢住民多めという。そして今後10年でその状況はもっと加速するんだろうなと。

 

この埼玉の団地、自然環境が豊かで、建築事務所が設計した住戸はなるほど気持ちの良い建屋。

このまま衰退していくのはもったいないよなあ、と。そんな事を、この埼玉の団地の共用の中庭に設置してある

ベンチに座りながら考えていたわけです。

 

そして、じゃあ衰退を避けるためにどんなアクションが取れるんだろうか、ってぼんやり考えていたわけですが、

ここが問題なわけです。つまり私の心の呟きはと言えば、、、

 

"この団地はこれからも良い住環境を保ち続けてほしい。衰退を避けるために、空き家状態を少なくするため、

この団地に人を呼び込むとすると、、、じゃあこの中庭を使って、近くのクラフト家具の工房やカフェさんに協力してもらって

マルシェ的なものを企画したとしてだな、、。入り口はキャッチーに。まずはこのエリアに興味を持ってもらって、、、"

 

などと、まんまとモヤっと考えていたわけです。

 

いやいや、ちょっと待てと。子世代の存在を忘れてはいかんだろう、と。

"明日の郊外団地"が僕の後頭部をはたいてくれたというわけです。

 

それだけではなくて、他地域の実践例の表面をそのまま持ってきて当てはめたら、

それっぽい人しか集まらないから多様性みたいな話から程遠くなるぞ、とも思ったわけで。

 

あ、多様性って言葉を書いたわけなのですが、この点についてはもうちょっとちゃんと考えないとなと思っていたりするわけです。

多様だけどその実不寛容である実情もあるよねとか、リアルな場に多様性を持ち込む事って本当に是なのかっ、

ていうか心地よいことなんだっけ、てぼんやり思うこともあるので。

この辺りは昨今のまちづくりやらコミュニティ作り界隈(といったら失礼だろうか)での"村を作る"議論に大いに

関係するだろうしなあとかも考えて。

 

なんだかぼやぼやと長く書きましたが、最後に付け加えると、再生にあたり集会場など共用部の利用規約の変更の有無とか

どうなのかなあとか、そこに至るまでの住民間の合意形成のポイントは、そこらへんってどうなっているんだろう、

とか気になる点があります。そう言えば、域内住民との合意形成みたいな、そうした観点でも、

元々団地に住んでいた人が帰ってくる、っていう事はやっぱり非常に大事なんじゃないかとも思いました。

意思ある人、Uターンで帰ってくる人、今も団地に住む人がミックスされた共同住宅空間。

ちょっと想像つかないですが、実際のところどうなのかってのは現地を見て知りたいところ。

 

さらにさらに、多様であるってのはもちろん重要なんだけど、

ベクトルが異なりすぎると居心地の良さが保てない気がするよなあとかも考え始めてしまいます。

ここら辺はまさにコミュニティをどうデザインするんですかって話に繋がってくるのでしょうが、

ソフト面に加えて、この多様であり個人が尊重され、それでいてしっかりと相互にエンゲージが確立

されている状態をハード面がどうサポートでできるのか、そしてそれを既存の建物・環境を活かしながら

みたいなところもすごい興味があるわけです。

 

そう、本当は先の4連休に千葉にいくはずだったのです。千葉の馬来田から吉野台団地に寄ってみようと思っていたのです。

実際に見て触れて知ってみようなんて思っていたのですが、アクアラインの渋滞に阻まれて残念ながらの行き先変更。

8月9月に、吉野台団地訪問を再チャレンジしてみようと思います。

試みの東京ブルース

ビールなんですけどね。東京ブルースって。

所用につき、自転車で東京の東をぐるぐると回っていたのですが。

ひと段落ついたので、日本酒の樽に腰を落ち着けて、

東京ブルースを飲んでいます。

 

みんな大好き、田口屋。地元の人しか分からないですかね。

隣ではガリガリ君を食べる子供の声がかわいいもんです。

 

ちょっとした試みをしようと、考えています。

7月か、8月に。東京の東。

江東区のどこかを、ブラブラと歩く。

 

それ、ただの散歩だよね、という話なのですが、

もうほんとにただの散歩です。

 

とある場所の道を、フラフラと歩きながら、

ちょっと気になる建築だったり、レトロ物件だったりを、

ニヤニヤとしながら、眺めて歩く。ちょっと変な集まりですかね。

 

そんな集まりをしたいと思っています。

一応、僕以外に二人。そんな散歩にお付き合い頂ける奇特な方がいるようなので。

誰も集まらなくても、3人でそこらへんを散歩していると思います。

こんな通りを、ブラブラしようかな、って思っています。

今日は、その下見で。どんなルートにしたらいいかなって思って散歩していたのですが。

常盤ってエリアがあるんですけどね。江東区に。

そういえば、コンビニがないよね、って思いまして。

コンビニが建てられない地区でもなさそうで。大通りにコンビニがあるから、

住民もコンビニ側も、まあいいか、って具合なんでしょうか。

こんな物件を眺めながら、ブラブラしたいなって、思っています。

人様のご自宅だったり、貸出し予定の物件なので、

通り過ぎながら、"この外壁タイルいいねー"とか。

"味あるねー"とか。そんなことをブツブツ呟く集まりにしようかと思っています。

 

今日は、僕の頭のなかで、5人くらいで一緒に歩いている前提で、

1人ブツブツ頭の中で呟きながら散歩していました。

1人5役の妄想散歩も、いいものですね。

 

"この路地の、密集した民家って、防火対策の観点だとどうなんだろう"みたいな固めの話だったり。

"この物件の雨戸の赤茶けた色って、経年劣化?それとも、元々"とか。

 

なんだか、このまま一人で妄想散歩するでもいいかなって思いましたけど、

それでも、ちょっとした集まりにするのもいいよね、って思い直しました。

ご興味のある方。今後の告知をお待ち下さい。

ただ。正直決まっていない事が多すぎますので。

企画が流れたとしても、そっとスルーして頂けると。

こちらの物件は、解体予定。

こちらは売りに出されている物件。

常盤は、他に更地がいくつか見受けられました。

少しづつ、景色は変わっていくのかもしれません。

 

様々な建物と、界隈を歩く、見ず知らずの方々の行き交う姿を見て。

それじゃあ、例えば、僕なら私なら、この場所で、あの建物で、どんな暮らしを?

どんな事をする?そんな話をゆるゆるとできる集まりにしたいと思います。

 

それでは、2杯目の東京ブルースを頂きたいと思います。

 

Bonjour, 明石町

中央区明石町。すごく好きなエリアなんですよね。

 

何が僕を、これほどまで好きたらしめるのか。

その要素を考えていました。

思いついたのは、以下のようなもの。

 

通りに緑が多いように思える、

道幅が広い通りがあり、歩いていてストレスが少ないように感じる、

西洋風の造りの建築物が点在し、フランスの香りを感じる気がする。

こちらは聖路加国際大学の礼拝堂。夕暮れ時にもなると、

うっすらと照らされている。

築年の浅そうなマンションも、地域性に配慮してか、

外壁の色みは落ち着いていて。

道が広い。これは本当に大事なポイントだなあと思っていて。

道が狭いと、僕なんかは気持ちよく通行ができないんですよね。

ベンチとか、自転車が置ける場所とか設置されていると、

最高なんですけどね。

 

こんな感じに。

これはサンフランシスコの、ミッションディストリクトの風景。

築地川公園。

 

だいぶ綺麗な形に整備されていました。

時代の流れなんですかね。。

大通りに面して、高層のマンションが立ち並んでいますが、

裏通りなどには、渋い物件がまだいくつか。

この感じ、なんだか懐かしさを感じますよね。

令和の時代に、昭和な感じ。

築地川公園内に、バスケットコートがあるんですよね。

新大橋通りから見下ろすこの風景は、なんだか違和感満載だけど、

都市にぽっかりとこんな景色があるのも、また楽しい。

フランスのマレ地区のようだ、なんていうと、言い過ぎなんでしょうね。

きっと。でも、通りを歩いていると、フランスなのか、

ヨーロッパ風味を感じられる、ちょっとお得(?)なエリアなんです。

 

Bonjour, 明石町。

ぶらぶらしながら呟いてみたんですけどね。

変な目で見られましたよね。

そりゃそうですよね。

 

唐突ですが、明石町で見てきた物件はこちら。

これがまた、いい味出てます。

詳細は、後日またホームページで。

もしも東京に泊まるのなら

ちょいと池之端の物件を見に行ったのですが。

もう、明日にでも、池之端に一泊してみたいと感じた

ので、シェアしておきます。

池之端は台東区に位置していて、上野公園のほど近く。

今回は、神田川に架かる昌平橋から、

神田明神を横目に北上し、湯島駅を通り過ぎて池之端に

向かいました。

 

まずもって、湯島駅そばにすごい建物が。

こんな建物が残っているんですね、、すごい。

ぐぐってみると、看板建築という名前が出てくるん

ですが、この建物にはどんな歴史があるんでしょうね。

そして、不忍池向かいの池之端一丁目界隈。

かなり再開発が進んでいましたね。

新築の高層マンションが建ち並んでいて、

道路も拡幅工事がなされていて綺麗になっていました。

ちょっと残念。

 

勢い余って目的地とは別方向の、地名でいうと弥生の

方向へ。ここいら一帯には、東京大学医学部が

あるんですが、歩いているとすごく気持ちがいい。

 

校舎が醸し出すシャンとした雰囲気漂う脇道を、

朝の時間帯に歩くのがまた格別なのです。

なんて思っていたら、古書ほうろうさんを見つけました。

こちらに移転されたんですね。

ここで本来の目的地を再び目指し、池之端三丁目方面へ。

 

渋い建物が点在しています。個人宅のようで、

文化財指定の看板のようなものが立っていました。

この池之端の三丁目四丁目というのは、

上野動物園の裏手、根津駅の横、という立地で、

高い建物が少なくて、なんだか上野駅の喧騒が嘘みたい、

というよりかは東京都心部とは思えない落ち着きが

感じられます。

 

少し歩いたところにある、東京藝大や上野桜木近辺

と合わせて、自転車を降りてのんびり歩きたいエリアです。

途中、小さな旅館がありました。勝太郎。

めちゃめちゃ気になります。

そういえば、近くには鷗外荘だったり、

あとHOTEL GRAPHYもこの近くなんですね。

 

てことは、もしかして、、あるかなーあるかなー、

と思っていたら、ありました、銭湯です。

六龍鉱泉という黒湯の銭湯みたいですね。

 

もはや、必要なピースは揃いました。

考えてもみてください。ちょっと鄙びた旅館。

近くには銭湯。そして、そばには根津の小料理屋群。

 

これでもう、東京の宿泊プランは決まりです。

 

まずは上野公園を散策して、藝大を横目に、

上野桜木でお茶を飲み。

 

旅館で一息ついたら、銭湯でひとっ風呂。

火照った体のまま、ちょっと一杯、根津でやる。

これで決まりでしょう。

 

少し自転車で界隈を流しただけですが、

妄想で頭の中がいっぱいになってしまいました。

 

しかし、これでは、ただの呑んべえの妄想野郎に

なってしまいますので、今回見に言った物件の

写真も載せておきます。

こちら。

ちょうど旅館勝太郎さんの隣の物件です。

この、正面のちょっとしたアプローチが、いい感じ。

建物自体は、かわいらしいサイズ感で、

外壁の色味はシンプルで気持ちが良い。

 

こちらの物件の詳細は、また今後、ホームページでご紹介予定です。

アルミホイルの話

Lawrenceという、バンドというのか、グループがいまして。

Misty Morningという曲のMVを見たのですが。

New Yorkがロケ地なんでしょうかね。

朝方のNew Yorkの街を歩きながら、River Side Parkあたりで歌う、っていう。

 

15年前に初めてNew Yorkを訪れた際。

未明のTimes Squareに放り出されて、安宿のオートロックの解除の仕方も分からず。

白い湯気が立ち上がる冬の暗い道に佇んだ思い出がよみがえりましたよね。

New Yorkの冬は、寒いのです。

 

お金がないので、もっぱらホットドッグでお腹を満たした滞在でしたが。

街のスタンドで買えるそれをほおばりながら、ただNew Yorkの街を散歩するという。

ところで。ホットドッグのテイクアウトには、なぜアルミホイルが用いられることが多いのか。

最近聞いたところによると、ホットドッグの水分の関係で、

アルミホイルが機能的に優れているようです。

 

さて。東京都心の地形をして、西東京をアメリカの西海岸に、

丸の内や東東京を東海岸と似ているという人がいますよね。

隅田川はEast River。江東区、清澄白河なんかは、Brooklynのようだと。

界隈に住むものとしては、Brooklynだなんて、などと思いますが。

悪い気はしないものですね。

 

Columbia Heightsあたりは、今や高級住宅街だ、なんて記事を目にしましたが。

当時は、まだボロボロの建物も残っていたように記憶しています。

壁に描かれたグラフィティを横目に、コーヒー片手に犬を連れて歩く人なんかがいて。

 

清澄白河やその周辺では、随分前から、新築のマンション建設が後をたちません。

街行く人の雰囲気も、少しずつ変わってきているように感じます。

新しいものと、古くから続くもの。味わいを感じるものと、合理性が、

多様に共存する場所であると、いいですよね。

なんてことを思いながら、ホットドッグを頬張っています。

ジェントリフィケーション的な

夜の22時。東京駅から八重洲通りを南に進むと。

新川に、八丁堀東豊エステートという、ちょっと面白い外観のマンションがあるのですが。

その手前あたりですね。3軒ほどアジア・エスニック料理の店が連なっていて。

 

久しぶりに見る店の連なりに、気付けばメキシカンの店舗も加わっていて。

すわ多国籍ストリート出現か、などと思いながら自転車を走らせたのですが。

類似の業種業態が、自然発生的に集積する様を見て、ふと、谷根千の古書ほうろうというお店の話を思い出したんですよね。

 

家賃の急激な高騰により、やむなく移転することに、というかの話。

とかくジェントリフィケーション的な話として、この手の話は受け取られるかもしれませんが。

 

そこには少し違和感があって。当然、お気に入りの個人店が、あえなく別の場所に移動すれば。

それは僕個人としては残念ではあるし、当のオーナーからすれば、とんでもない話である事は理解するのですが。

 

一方で、そのお店が、別の地で、変わらぬコンテンツを持ってその地に根を張り。

そして、類似の店舗が時間の経過とともに、自然発生的にその地に寄り集まり。エリアが文化的に面白くなっていく。

ジェントリフィケーションの裏側、というのか、事象のその後に、そんなストーリーが続いていく。

 

全体としては、何も変わらないし、変化も進化もないループなのかもしれないけれども。

ただ、移転先の池之端、という地が、ほうろうさんの存在によって、この先少しずつ変化していくのならば。

少しばかりの希望を持ってこの話を迎えたい、そんな風に思いながら、赤星を飲みながら古本を眺めています。    

ちょっとした告知。雑記。

ちょっとした告知と併せて、少しだけメッセージを。

 

街で事を起こす、という事は。

何も、その街で、何か店舗をやっているとか、

主体的にイベントの立ち上げに関わっているとか。

別に、そういう立ち位置でいなくても。

例えばそう、普通の会社員でも。一人だけであっても。

できるものなんじゃないんだろうか、と。

 

毎日、勝手に街を利用して。

面白い、面白い、って思って、勝手ながら好き勝手やっている事に、

誰かが勝手に面白がって、その行動を見つけてくれる。

そんなもんなんじゃないかって。

 

街おこしとか、地方創生って、そんなキーワードで語られるイベントは、

割と飽きるぐらいに、巷には溢れていて。

いや、実のところ、随分と前から、そうした動きは起こっていたのかもしれないけれども。

なんなら、いや、見ようによっては、町内の盆踊りだって、街おこしに近い活動なのかもしれないけれども。

 

兎にも角にも、と。なにも、イベントがなければ、

もしくは、イベントを待たなければ、何か生まれない、とか、

何かを生み出せない、とか、そんなわけはない、とそう思っているわけで。

そんなわけではないのではないかと、ふと、そんな事を思ったわけです。

 

今日から、ここ数日の間、東京の東のあたりでは、

いわゆる、"よくある"街おこしイベント、とは、

少し趣の異なったイベントが行われています。

街の人々と、その生業を知る、繋がるイベント。

 

恐らくは、街に住む人の大部分を構成するであろう、会社員、

という属性である私が。そののっぺりとした属性が持つイメージを纏いながら。

このイベントの片隅で、何ができるのか、何をしてしまえるのか。

 

 

清澄公園という、それはのんびりできる公園が、

清澄白河にはあります。

 

少し肌寒くなろうかと思いますが。

そんな清澄公園で、イベントの期間中に、勝手に、一人で、バーを開く事にしました。

バー、なんていうと、あれですので、酒盛り場、としましょうか。

 

各種お酒を取り揃えておきます。

お酒のアテは、あるかどうか、確約はできません。

私が一人でつまみ出して、終いには完食している恐れがあるためですが。

 

音楽も、適当に流す事にします。多分、いや、もちろんiPhoneでしょう。

 

2,3点、絵画を用意しておきます。

イラストレーションが中心になろうかと思います。

気に入りの本も、いくらか並べようと思います。

 

つまり、酒と音と本とアートがある空間、という事です。

 

ここまで書いておいて、この企画のタイトルが決まっていない事に、気づきました。

これまで書いてきた諸々の言葉を拾い、"深夜ギャラリー 酒盛り場"としたいと思います。

 

頭にネクタイを巻いたサラリーマンの方。

フカガワヒトトナリから帰る方。

散歩が好きな方のご来場をお待ちしております。

 

何か事を起こしたいのなら。

別に、特別な事などしなくてもいいはずで。

特別なイベントの裏で、個人が勝手に、事を起こそうと、

ひっそりとでも、しょうもない事をする。

これも、一つのヒトトナリ。

そんな風に、私は思うわけです。

 

<"深夜ギャラリー 酒盛り場">

日時:11月10日(土) 19:00頃から、夜も更けた頃まで

場所:清澄公園のどこか

目印:ランタンの灯(一度も点灯した事がありませんので、当日使えるのかは甚だ疑問ですが、点灯不可の場合には、ぐるりと公園を周って見つけてみて下さい)

会費:無料(但し、投げ銭制。0円から上限500円まででお願いしています)

コンテンツ:

 ワイン:赤白を適当に揃えています

 お酒のアテ:適当に揃える予定です

 ビール:適当に揃える予定です

 本:ソール・ライターとエドワードホッパーの作品集と、雑誌Relaxあたりを揃える予定です

 ランタン:富岡"Yane"さんで購入したランタン。一度も点けた事がありませんので、点灯可否は不明です。

 音楽:FMラジオを中心にかける予定です

諸注意事項:

 夜は冷えると思いますので、暖かい格好でお越し下さい

 雨天中止。霧雨くらいなら、決行するかもしれませんが、特に告知などしない予定です

 

街の景観とか

ある夏の晴れた日の午後。京浜東北線に揺られて、東京から埼玉へ北上していると、

線路沿いに、白いマンションが建っているのが見えた。40年程度は経っていそうなそのマンション。

窓枠とか、エントランスの形状を見ると、建設当時は割とお洒落な建物だった事が伺えて。

 

でも、電車から見えるマンションの外壁は、遠目からでも分かるほど、汚れが目立っていて。

あんまり管理が行き届いてないのかな、とか思ったのですが。

 

いや、まてよ、と。仮にマンションは空室もなく稼働しているなら、

外壁の汚れをマンションオーナーが費用をかけてまで行う事もないのかも、と。

駅近のマンションだし、外壁の汚れを気にしない入居者がいたってもちろん不思議はないし

 

視点を変えて。行政の側からすると、どうなんだろう。

駅近の施設は、街の印象に影響を与えやすいかもしれない。

だから、行政からすると、出来れば綺麗な外観を維持してほしいのかもしれない。

 

例えば、税金を投入してお宅のマンションの外壁をクリーニングします、などと言われたら、

マンションオーナーは提案を受け入れるかも知れない。

もしそんな事をすれば、我も我もと主張する人が後を絶たない気もする。

 

公的な資金を何に使うのか。その資源が限られてしまっているので、

優先度をつけて予算投下しないといけないんだろうけど。

人の生き死にに関わる事項は優先度が高いとして。

街の景観とか、印象のような、人の感情に関わる物事については、

優先度がそこまで上がらないのかもしれない。みなとみらいの高架下のグラフィティを行政が消した、

みたいな話はたしかあったから、公的な施設に対しては予算は投下しているのかな。

 

とはいえ、なんかこの街、住み良いよね。なんか、好きなんだよな、

みたいな印象的なところへの取り組みについては。

行政はスローガンをいつも掲げているし、その取り組みはしているんだろうけど、

江東区在住の僕からすると、ちょっとその実感が得られていない。

これは、単純に生活者に届ける施策に課題があるのかもしれない。

この辺に詳しい本でも読んでみたいところ。

 

マンションオーナーとか、デベロッパーだとか、民間サイドのプレーヤーたちの多くは、

儲かるなら外壁塗装はするだろうけど、中長期的な視点での街の居心地作りだとか、

曖昧な感情の部分に対して投資をしようという判断をしないのが現状かなあ、と思ったり。

 

むしろ、行政とか民間のプレーヤーなんかじゃなくて、全然関係ないところから、

街のおもろさ、みたいなものが作られていくんなら、それは結構面白いなあ、なんて思ったりするのですが。

それは一杯のコーヒー屋さんだったり、一冊の本を並べる本屋さんだったり。

 

さて。門前仲町の赤札堂の屋上に、ビアガーデンならぬ、

ワインガーデンがオープンしたらしいので、夕涼みがてら、

街に出てみようと思いますので、ここいらへんで、終わりにしたいと思います。

(2018.08.12)