窓辺で新宿を眺めていた私は

グラスを置いて　目を閉じた

そうだった。夕焼けが綺麗だったわ。この日。もう1週間くらい前ですね。ここに寄ったの。随分と昔のような。サボってるわけじゃありません。初台の商店街を抜けて、ちょうど、空洞です、を聴き終えた頃に、マンションに到着しましたね。

そうでした。アプローチを進んで、セクシーなカーブ、とか思って。それで、和のテイストに出くわしたエレベーターホールだったわけですよね。

あれは、バイシコー？お隣さん、バイシコー置いてるなあ。って書こうと思った玄関前でしたね。

なんだか、床がツヤツヤしておる。と思った記憶があります。玄関

3点のユニットバスは、しれっとスルーしておこうと思ったことを記憶しています。

なんでこのお部屋にドキドキしたのか、すっかり忘れちゃって30分くらい思い出そうとして。ようやく思い出しました。

室内は窓面の大きな。コルクタイルの床がワックスでツヤツヤしておりました。

そう、この景色。

かわいらしいカウンター付きのコンパクトキッチン。冷蔵庫置き場、狭いね？などと思い。こりゃ、カウンター向こうの壁面に冷蔵庫置く説もあるわね、などと思ったことを記憶しております。

ちゃんと居室がついてる、っていうのが嬉しいポイントだったのですが。照明、つけますでしょ？この色味がちょっと良くて

で、照明のスイッチ押すこと2秒。ムーディーなダウンライトの点灯の後に、遅れて点く蛍光照明。ボタンひとつで、2度美味しい。2つ照明つく。一瞬だけのおムーディー。この説明、いりますか？

そうなんですよね。窓から見える新宿の副都心。Hyatt. ということは、Newyork Grillがあるわけですね？　夜に。ビルのネオンが輝く頃。コルクタイルの室内の照明、全部消して。うっすらと聞こえる程度に流すピアノの旋律。あのビルの、そこにあるはずのルーフトップの店内。赤いドレス。やれやれですよ。いろんな回想できそうなお部屋じゃないですか。喉でも焼いた後に。夜の新宿の中央公園でもブラつきながら。戻らない日々でも見上げてみるのも良いのじゃないでしょうか。そんなことを1週間前に思った記憶があります。

ご興味をお持ちの方は、お問い合わせフォームからご連絡下さい。と思った記憶があります。