都電を抜いたら

流した涙も乾いてた

来ちゃいましたね、町屋。ちょいちょい縁があるのですが。

物件の最寄り駅は都電荒川線の東尾久三丁目駅。でも今日は、都電の線路に沿って、町屋駅からとぼとぼと。

向かいの看板を眺めて歩くのが楽しかったですね。はまゆう

キンミヤの看板とかあって。どうしましょう。まっすぐ帰れるのかな

餃子屋さん。他にも、祖父母の家の香りのする魚屋さんとかありましたね。

募集の物件。エレベーターはありません。なんだか描いてありましたね。それで、外廊下を見ていただきたいですが。建物の前の通りを挟んで、都電の線路。

面積は広くはないのですが。玄関を開けると、シューズボックス。

玄関脇に洗濯機置き場。IHコンロはピカピカ。その脇に冷蔵庫を。洗濯機と冷蔵庫置いても、なおゆとりがありそうでした。キッチンに調理スペースはないのですが。3点ユニットバスも、案外キレイ

6.7帖の洋室は、ベッドをうまくおさめれば、割とゆとりのある空間に仕上げられそうです。収納は、これまた祖父母の家のものを思わせる造りですが。キャパシティ十分なので。格子の出窓をそっと開ければ。ご覧の通り、線路が見えますね。でも、都電ですから。音はかわいいものです。掃き出しの窓を開けて、外を見れば。なんでしょうね。町屋というやつは、トワイライトが似合う似合う。

一度くらい、夜に都電を走って追い抜きたい。そんなこと思うの、私だけですか？そうですか。脇道を眺めると。ちゃこ、とか。それと、すっごい興味深いお店の入り口。町屋駅の北側は、ご存知の通りの町感ですし。なんでしょうね。出窓に寄りかかって。聞こえる都電の音。たまらなくなって、部屋飛び出して。夜に都電追い越して。乾いた涙そのままに、駅前でホッピーでも頂く。数年後、町屋の街を出て。そしていつか、どこかの街で都電の音聞こえたら。町屋での生活をほろ苦く思い出したり、するんじゃないでしょうか。どうなんでしょう。

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