熱風のアジアへ

（前回募集時の内観写真です / 文章も、2023年のもの　懐かしい文面ですね）

雑居感溢れるビル。さながら香港のそれで。だのに、思いがけず立ち現れるおナイスな室内空間。植物置いて。幼麺食べて。気分はもう、熱風のアジア。待ちきれなくて。

調布駅前。まだ開発中なのか、あるいは、既に計画の大部分は開発完了しているのか。いつも気になる、調布駅前。天気が良くて、徐々にみなさまマスクを外し始めたからか。陽気にマーケット。GOOD BEER GOOD FOOD、とのことで。そうですか。私に気にせず、どうぞ。やっちゃって下さい。あ、一杯良いですか？

などとくだらない事考え至る物件。大変にゾクゾクして。明るいかと言われれば、そんなこともない、としか答えようのない共用部。各戸に割り当てられた、廊下のロッカールーム。階段部分。これはもう、Hong Kong.

2023年。いよいよ、アジアが私を待っている。そんな心持ちでしたから。重慶大厦のように感じてしまって。などと思い玄関開ければ。あらやだ。スーッと伸びた玄関土間。木材の囲い。やだ、アジアのドミトリー？私をどうするつもり？

ほとほとしょうもない事を思い、室内に至ればハッとして。居室は約11帖。アジア感あるビルの一角に、大変におナイスなリノベーション空間。

奥まったスペースには棚板。壁面は大変にラフで無骨。

前借主が退去して間もない、という事で。クリーニング前につき、若干汚れが残っております事、ご容赦ください。キッチン脇には大きめの窓。造作の棚にはコンセントもあって。冷蔵庫置き場はある。洗濯置き場も、ある。しかも、引き戸で隠せる、という事で。ベリーおナイス(大変素晴らしい、の意です)。

バルコニーは広さがありません。これはもう、致し方なくて。大通り沿いの角地のビルの6階という事で。窓を開けると車の音は聞こえます。

撮影当日は通電がなく、暗めの写真となっておりますが。お手洗いと、奥に浴室。お手洗いの天井が大変に高くて。開放的小宇宙。きっと、お花つみも快適で。

床には所々植物のかけらが。前の入居者は、きっと植物育てていたのでしょう。このお部屋で、木々に囲まれ、アジア香る食事並べて。今年中に飛び込むアジアの熱気に胸膨らませ。ドキドキしてしまうのが良いのかもしれません。

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