都市の残香 多摩川と溶けて

（クリーニング前の内観写真です）

都会暮らしで培った何某　多摩川眺めるレトロな部屋に持ち込んで　やがて暮らしは穏やかに変化して

中河原駅って、どこ？そんな声が聞こえてきそうですね。とりあえず、中河原公園の緑のたおやかさと、多摩川近い、という事だけ覚えて頂ければ。緑と川、それと並木道が美しい街です。

中河原駅から多摩川方面へ。川のほど近くに建ち並ぶマンション群をご存知の方もいるかもしれません。本日ご紹介のお部屋は、その3号棟。その手前、2号棟でしたが。ふと、私に向かう視線が。なんでしょう。ずらっと並ぶ、アンパンマン。なるほど。圧すら感じますね。2号棟はファミリー多めかもしれません。でも、こういうのって、大体昔住んでいた方が残していったアンパンマン。

3号棟の入り口。大学の校舎のよう。

7階、共用の外廊下。募集の区画は、エレベーターホールすぐの、角部屋。

昭和を感じさせる板張りの壁面。

クリーニング前の室内です。建具を見て。結構、ちゃんと費用かけていそうだな、と感じる質感。室内の廊下には収納が。

経年による劣化は見て取れますが。多摩川を映す広々とした空間はレトロさが相まって。

バルコニーは鳥類の飛来防止ネットが張られていますが。その先の、多摩川。郊外団地の一角のオブジェ。

3口グリル付きガスコンロはシックな印象。

居室もまた、広々として。光が生み出す陰翳がレトロさに情感をのせて。

収納の色味はGood. それで、窓際のニッチ。額縁のような。細部にこだわりが見て取れて。

洋室4.5帖は、収納が多く、ウォークインクローゼットとしても使えそうな。

水回りは洗面セットはほどよく新しさを感じさせて。しかし、傍らの洗濯機置き場は石固めの造りで、へえ？！ってなるやつです。

思わぬ伏兵、お手洗いに。お手洗いは多少コンパクトな空間ですが。なにより、ドアの上部と下部。隙間があって。なるほど。学校のトイレみたいですね。

中河原っていえば、随分とのんびりした街で。（個人の感想です）　多摩川には土手。後ろ手に、とぼとぼと歩くのが良さそうで。募集のお部屋はレトロヴィンテージな質感。ということは。都会で暮らしてきて、いよいよふたり、どこで暮らそうか。都心から少し離れて、しかし、部屋の質感妥協しない。代沢で買ったレコード、下落合で譲ってもらった器、三宿で揃えた家具。みんな、この部屋に持ち込んで。都会暮らしのその次の。多摩川の風にでも吹かれて。

ご興味をお持ちの方は、お問い合わせフォームからご連絡下さい。

追伸

大型のクローゼットのある空間にはエアコンの設置がありません。LDKのエアコンの冷暖房をサーキュレーター等で流していくのが良いのかもしれません。実は、そんなことしなくても、窓あければ。多摩川からマンション群の間をすり抜ける風がこのお部屋を直撃、いえ、吹き抜けますので。サーキュレーターすらいらないかもしれません。サンテFXの織田裕二みたいな感じになれます。TM Revolutionでも可です　だいたいイメージつかめたでしょうか。

追の伸

ふたり暮らし想定で書いていますが、お子様連れの方のお問い合わせもお待ちしています