【募集終了】「やあ、ようこそ。地中海へ。オリーブと僕が案内するよ」

「どうだい。すごい日差しだろう。オリーブも喜んでいるさ。もちろん、僕もね。ハッハッハ」

駒沢に陽気なMediterraneanがおる、ということで。やってきました、世田谷区は野沢4丁目。環七は今日も元気でした。それにしても、募集のお部屋は5階最上階。外階段をのぼっているのですが、足は疲れるは、日差しがcomingしてくるので、やれやれです。

ようやく到着です。5階。2部屋あります。募集のお部屋は、奥のお部屋。ドアの脇に柵がありますね。なにやら空間がありますね、なんでしょうね。

「ハーイ、待ってたよ。ここからは僕が案内するね。名前？そんなもの良いじゃないか。ハッハッハ。さあ、玄関だ。引き戸を右に左に。ほら、窓が見えるだろう？あとで案内するから、楽しみにしていてよ。それよりも、見てよ、窓の影。ハッハッハ。西日がすごいんだ」

「窓の影の裏には洗濯機置き場と3点のユニットバスだよ。3点ユニットバスは苦手？ハッハッハ。僕もだよ」

「ここが地中海の特等席さ。見てみなよ、窓の向こう。建物なんかないさ、空を独り占めさ。ハッハッハ」

「南東向きの窓の向こうには建物があるみたいだけど？」

「ハッハッハ」

「オーケー。今日は特別だ。それっ、ルーフバルコニーだぞ」

「ほら」

「ほおーら。空を独り占めだろう？ここでベンチに座って、日差しを浴びているのさ。オリーブと一緒に。ハッハッハ」

一応、注釈をつけるとですね。キッチン、廊下、そして居室の床はライトなブラウンの木目調フローリング、そして壁面は白基調のクロス。西日を浴びた室内は、どこか地中海性気候により乾燥したマヨルカ島のようにも思えます。するとどうでしょう。オリーブの木でも置いてみれば、途端に気分は地中海。と、このように彼は言いたいのではないでしょうか。（注釈終わり）

「ほら、誰としゃべっているんだ。いいから君も。こっちにきて、日差しをたっぷり浴びようよ」

確かに、そう言われてみれば、ガーリックとオリーブオイルをきかせたパスタなんか食べたら、大変に美味しく感じられそうなお部屋でしたね。

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