眠れぬ夜、震えるCocoon

傾斜の壁の長ベンチ。眠れぬ夜の、身の置き所。震え始める、暗がりのCocoon.

なんでしょうね。私が外に出ると、途端に天気急変。ほんとにもう。6階のエレベーターホール。せっかくの見晴らしは、雲に覆われて。What's？お隣の建物。あのルーフバルコニー。屋上 Calling Me.

2008年築、ということで。昭和の時代の物件を多く見る私にとり、なんだかドキドキしてしまいますね。というわけで、豊富なシューズボックスがお出迎え。

1LDK表記ですが、仕切りのない広々としたワンルーム使いとなりそうです。一部壁面は傾斜しています。キッチンのそばに、ダイニングテーブルを置く格好でしょうか。

キッチンの右脇、あるいは、洗濯機置き場の左隣にアースがありますので。冷蔵庫はそのどちらかに置くことになりそうです。

洋室3.5帖表記のスペース。こちらを寝室とすることになりそうです。収納は大きめですが、収納はこちらのみになりますので、荷物多めな方は工夫が必要な気がします。

なるほど。2008年築のお部屋というやつは、設備がしっかりしていますな。なっ。洗面スペースは収納棚があるので、小物やタオルなどなどは収まりが良さそうですが。若干スペースが狭めですな。なっ。

お部屋の再奥。LDKの奥ですが。窓があって。バルコニーございます。洗濯物を干すことも可能で。そして、遠望には新宿の、あれはパークハイアットですか。ボブとシャーロットは今日もソフトパックの紙巻きと、葉巻片手にジャズでも聴いているでしょうか。

さて。もはや広めのワンルーム、ということで。眠れない夜には、ダイニングテーブルを脇によけて。おもむろに、部屋中央にスクリーンを設置して。傾斜の壁面の下に置いたベンチに身を置いて、膝を抱えて。目の端に映る新宿のネオン。やがてワンルームはCocoonへと変化して。抱える思いがあふれる時、静かにそれは震え出すとか。

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