【募集終了】カラコロとD坂

澄んだ空気の下り坂。カラコロカラコロ下駄の音。谷中風情をひとり眺めて。

谷中ってやつは、歩けば背筋がピッと伸びるやつだとか。お着物着た方が、通りにちらほら。募集のお部屋は、日暮里駅からも行けるのですが、今日は千代田線の千駄木駅から。柳が枝垂れてますね。そして、銭湯。

千駄木駅から募集のお部屋まで向かうと、登り坂。登り坂と言いますか、団子坂。古い建物が並んでいて、お寺もあって。タイムスリップ気分。

通り沿いの建物。エレベーターはありません。階段をのぼると、光に照らされた空間。お花と緑もちらほら。ちょっと、好印象。

なんてことない玄関土間ですが。ふとみれば、ちょっと愛らしいシューズボックス。

キッチンはコンパクトなスタイル。ガスコンロ1口。キッチン右手に冷蔵庫を置くスタイルでしょうか。

ワンルームの居室。北向きゆえに、日当たりがバッチグーではないです。とはいえ、写真で見るほど暗くはない。暗くは、ない。

収納はある。あるのですが、荷物の多い方にはちょっと不足しがちかもしれません。足元の換気口がかわいい。

冬場のカラッとした空というのは、じっと見ていて飽きることもなく。奥行きのあるルーフバルコニー。

3点のユニットバス。特にコメントは御座いません。

平日は会社に行って。あるいは、在宅でお仕事して。土日なのか、平日の夜なのか。いそいそと着替えて、下駄を履いて。カラコロとD坂くだり。銭湯にでも入って、部屋に戻れば。ホクホクした身体をベッドに預け、鴎外か、あるいは漱石か。ぼんやりと文字を眺めれば聞こえる、誰かのカラコロ。存外、居心地が良いと思うのですが。どうなんでしょう。

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