【募集終了】やったろう、馬喰

角地のビル。ガランとしたスケルトン。あるのは光だけ。この地で、いっちょ、やったろう、馬喰。

馬喰町。言わずと知れた、いえ、知れているのかちょっと不安なので説明しますと、繊維問屋が集積している地なのですが。歩けば分かる、エトワール村。圧巻、ですね。

とはいえ、問屋街としての馬喰町、なかなか難しい時期があったそうで。そんな中、過去に、あたり一帯で行われたイベントもあり、アートギャラリーや、今ではオシャレな飲食店やホテルが点在する、問屋街と新興の営みが混在する、なんとも面白い界隈となっております。(説明終わり)　なお、日中は人通りがそれなりにある界隈ですが、夜や早朝は人通りもまばら。特に早朝の時間帯が、界隈町歩きのMIT=Most Incredible Timeであることは異論の余地がありません(私調べ)。

しょうもないことを考えていたらば、到着する募集の建屋は角地に立地。1階には飲食店が入居しています。とても、とても、お酒が飲みたくなる雰囲気のお店でしたね。それで、上を見上げれば。なんだか可愛らしい窓たち。

オートロックはありません。加えて、エレベーターも御座いません。24時間ビルの入退出が可能です。ところで、階段の手すりだったり、3階のドアだったり。渋めの色合いで、好き。

ドアを開けたら、ガランとしたスケルトンに、光。これ、結構ゾクゾク来るのですが、皆様におかれましてはどうなんでしょうか。

このスケルトン状態のままのお引渡しです。見る限り、天井には蛍光灯が設置された跡。壁面には1箇所エアコン用の穴と、エアコンを設置した跡が。諸々の跡が確認は出来ますが、電気工事、空調関係、現地でご確認頂けたら。

一部だけ、異様に美しい窓が。好き。

こちらは給湯スペースの跡。ガスのメーターは見えますが、2次側工事の必要性や、その程度など、現地内見の際に、ご確認下さい。

そして、こちらがお手洗いの跡。窓があるのは嬉しいですね。新規設置の工事が必要にはなりますが、壁面のタイルなど可愛らしくて、引き継ぎたい箇所も残っていて。

貸事務所としての募集ですが、業種は応相談、という事で。店舗を検討される方は一度ご相談下さい。スケルトン渡しなので、初期費用が相応にかかりますが、この角地の窓感はなかなかのもの。ここはひとつ、DIYも、事業も、いっちょやったろう、馬喰。という事で。大変失礼しました。

ところで、2023年10月23日時点、町中に見覚えのある、懐かしい文字がそこここに確認できましたね。馬喰界隈、この後、どんな意思が街を動かすでしょうか。楽しみですね。