【募集終了】ボラードとドック

鼻をくすぐる潮香。照りつける太陽。町歩く人のペース。人生、いつからでもやり直せる。そんな言葉、信じて良いのでしょうか。

浦賀と聞いて。そうそう、良いよね。あの京急の電車がホーム滑り込む時の森感。駅前のイナタイ空気感。たまらないよね。そんな方おっしゃる方がいるならば。良ければ、友達になってもらっても、良いでしょうか。というわけで、浦賀です。

募集のお部屋は、浦賀の駅から駅前の船のドックを209号沿いに進んだ東浦賀エリアの一角。路地の平屋戸建が借主を募集しています。瓦屋根の日本家屋。軒先の木々がその印象を際立たせているようで。それでですね。ここからは、とあるところから写真を拝借してお届けします。心の準備、宜しいでしょうか。

懐かしい気持ち沸き起こる室内。畳の和室。浦賀、海のそば、という事で。風鈴にかき氷、似合わないはずがありません。

なぜに浦賀の戸建を撮りに行ったか。ひとつ、浦賀が好きだから。ふたつ、こちらのお部屋、トップライト祭りで。例えば、パーケット模様のフロアカーペットの居室の天井。トップライトが。

水廻りもですね、窓が多くて、造りもしっかりしている。木質もGood.

それで、キッチンダイニング。ここにも、光が。平屋でトップライト。もうお分かりですね。浦賀ってやつは、コンクリートで固められた山で囲まれて。自然、平屋となると、日当たりに難がありがちですが。こちらのお部屋、トップライトで日当たりの問題、解決気味という事で。これはもう、撮らずにいられようか。そんな思いで、朝の6時に車飛ばして浦賀に来たわけです。

それなのに、ですよ。室内に入れなかったので。お部屋に入った情感だとか。ここ、ここのこれが素敵なの! みたいな生感ある紹介が出来ない訳で。仕方がありませんので、内観写真は他所に任せるとして、私は浦賀の街の紹介にフォーカス当てます。まずは、浦賀の駅前。どうでしょう。電車がホームに滑り込めば、こんもりとした木々がお出迎え。駅前は、蘇鉄でしたでしょうか。なんとも、ゆるーい気持ちになる訳で。

これです。建物の裏手、こんもり。浦賀感。

町の皆様も、バス待ちの笑顔。朝も早よから、どこへ行くのでしょうか。

ほら、浦賀感。知りませんが。

今年のグッドデザイン賞候補って聞いたのですが、あってますか？OKA TAXI

少し歩けば、ドック。その先の、Sea.

ボラードみたいに横たわるおじさん。良いですね。昼寝、たまりませんね。ところで、朝の9時なのですが。寝足りなかったんでしょうか。それにしても。なんだかゆるい空気。東京だか、どこでだかは分かりませんが。バリバリ仕事して。バチバチに日々闘って。ボロボロになって。リスタート、するか。そんな心持ちの方がいるならば。浦賀、一度訪れて見ると良いのかもしれません。浦賀と言う名のドックに寄って。心を取り戻して。また、別の地へと出航すれば良いのかもしれません。どうなんでしょう。

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