【募集終了】部屋は造れたけど大事な事は造れる何かではないのかもしれない、そんな事を話したいので屋上にのぼってみるというのはどうでしょうと私は伝えた

DIY型賃貸と銘打たれた、荻窪のとある角部屋。思う存分、好みのお部屋を造って。それでもって、屋上にのぼれば。造れない物事の大切さもまた、感じてしまえるようで。

「基本的にはお好きな間取りに変更頂けます」。ある薄ぼけた春の日に、目に飛び込む魅惑的なワード。これは見に行かずして、どうする。謎に使命感に燃えて、気付けば現地でたたずむ私。ベンチ、、ブランコ的な？電動自転車が置かれていることからも、これはGood for Family的なSomethingなのかしら、などと思って。

エントランスを入れば。宅配ボックス。そして、ありましたね、黒板。ほんとみなさん、お元気なんだから。

エレベーター、あります。嬉しい。なんだかそそるエレベーターホール。

エンヤコラ、という事で。玄関ドア開けて中に入れば。ドアはYellow. Mellow Yellow

そのまま、ちょっと引いて見て見ましょう。DIY可賃貸でしたっけ？とりあえず、この木製の何か、外しましょう。後、このスポットライト的な照明も、外して良いですか？写真は照明を点けていない状態。このスペースは窓が少なく、若干暗めですので、クロスはパリッとしたホワイトか、なんならYellow. Mellow Ye

くるりと反転。視認できるものが2つ。バルコニー 。そして、何やら部屋がいくつも。バルコニーは広くなく、開放感は控えめ。

さらに進めば、キッチン。キッチンはこのままにしておきましょうか。それにしても、上部の棚。大変に自家製の風味感じます。際立つ塗りのムラ。果たして、いつ誰が設置したのか。なんなら、取り外して、新たに棚を造り付けるかしてしまいたいところで。しかし、床のテラコッタ風味の床材はこのままで。このままが良い。奥には洗濯機置き場。脇の窓。テラコッタな風味の床材とあいまって、なんか、イイ。香港の高層マンションみたいじゃありませんか。そんな事ないですか。そうですか。

と、いうわけで。やけに部屋数多いな、などと思ったスペースに移行しましょう。襖と障子で仕切られた、3つのスペース。中央に立って、視線をまっすぐに向ければ。どうする、家康。

どうもしませんよ、という話なのですが。突然ですが、DIYの時間です。たまには私も、Do Itしてしまいたい。仕切りを取っ払ってみました。途端に広がる空間。So Good.

眼下には環八。募集の建物、環八沿いです。当然、車の音は聞こえます。ただ、窓は二重窓仕様です。閉め切れば音は気になりません。開けると、聞こえます。そりゃそうですね。

お手洗いは良いとして。浴室。淡いピンクに、白タイル。この浴室。このままが良いです。なぜかって。レスリー・チャンがタバコふかしながら湯船つかってそうじゃないですか、洋服着たまま。だから、このままが良いです。そんな事ないですか？そうですか。

どこまで手を入れるかは、皆様の思い次第なところはありますが。なんなら巨大なワンルームへと進化させてみたいところです。ところで、こちらの建物。屋上的な何かがついているそうです。行ってみましょう。

チン。と聞こえれば、Rの表記。置かれたチェアとパラソル。

広がる空。思わず読みたくなる人工芝。しかし、共用の屋上ですので、パターでもゴルフの真似事は控えましょう。もちろん、タバコや火器は厳禁です(って大きな掲示が貼ってありました)。賃貸で屋上スペースを造る事は難しいでしょうし。まして、ぐるりと見渡せるこの光景。ぬるい春風。造ろうにも造れません。そして、本当に重要な事と言うのは、お部屋じゃなくて、これからのふたりの生活であり、それはうまく造ろうと思っても造れるものじゃ、きっとなくて。時に忍耐、時に辛抱が必要になると思うけど、僕は君のことをずっと好、、あれ？おーい。まだ話終わってないですよー。おーい。お部屋戻るのー？おーい。

ご興味お持ちのかたは、お問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。