【募集終了】ロードサイド・(タイニー)・ブックシェルフ

やけに広い空。上水沿いの乾いた緑道。通りに建つ戸建。渋色の室内に動きをつける出窓、ブックシェルフ。ロードサイドの小さな書棚、自分だけのものとするか、密やかに外に開くか。

久我山駅は、駅周辺におナイスな喫茶店あることで有名で(もちろん、私調べです)。駅前の小川と合わせ、ほっこり素敵なタイニータウンですが。駅南側、商店通りを過ぎると、整備された道路。玉川上水沿いに植えられた木々。季節故か、どこか乾いていて。

ロードサイド、少し道を入ったところに、戸建。1955年築の年代物ですが、過去の改修によりキレイなものです。

特に意味はありませんが、正面玄関です。ガラガラっと、引きます。

玄関を入ると、左右に分かれていて。どちらに行くか迷いますが。

などと思っていたら。玄関開けてすぐ、洗濯機置き場ですね。洗濯機置き場の脇に、シューズボックス？

奥へと進めば。早速グッとくる格子窓の演出。なんてことない洗面台が、Wow.

格子窓にグッときたところで、ダイニング方面へと戻ります。戻ります。もど。何かありますね？

こんにちは。

1階の6畳ダイニングキッチン。このスペース、ちょっと日当たりがあれかな？って思ったのですが。南向きの大きな出窓がついているので、午前中はもう少し陽の光が入るんじゃないかな、と思います。なお、写真の撮影時間は13時頃です。

振り返れば、上階へと誘う階段。これです、ここが注意点ひとつ目です。階段の途中、天井が低くて。背が高めの方は、頭ぶつけがちだろうな、と思います。予想外だったのはリュック。ヒョヒョイと上階へあがれば。リュックが天井に引っかかって、グイッと体が後ろに持ってかれます。グエッてなります。2回グエッときました。1回は階段の天井含め、全体的に天井が低め。鄙びた旅館にいるみたいで楽しかったですが、あまり背が高い方には快適さに欠けそうな気がします。

階段をあがれば、これはご褒美というやつでしょうか。素敵な踊り場。思わず小躍り。

2階には居室が2つ。ラウンドのドアの先。え？なに？やだ。

天井には印象的な古材の現し。窓の先、視線を奪う緑。1階と比べて、天井が、天井が、高い。嬉しい(タンコブできてます)。

踊り場の先に、もう一部屋、あるみたいですね。

腰掛けられる出窓。出窓に相対するシェルフ。

奥にはステンドグラス。ここ、濃いめのコーヒー片手に。スツール椅子に座って。読書の特等席。

なんかすごい。なんだかすごい。面白物件でしたね。ロードサイドにポンと建つ戸建。2階の空間感。シェルフ。いっそ、2階は入居者がセレクトした本とかレコードなど置く、タイニーなショーケースにして。人を招いてセレクトした品々見てもらう。そんな使い方、してしまいたいところです。もちろん、ノンノン事業用、ですので。店舗としての利用はNGです。あくまで居住用としての利用でお願いします。ごくプライベートに、密やかに、住み開きする、という話です。

その他注意点が。印象的な出窓。残念ながら、オーナーの意向により居住中の開閉は控えていただくことになります。交換用部品の調達が困難なためです。それと、戸建ではありますが、自転車置き場がありません。住み開きする際には、駅から歩いて来てもらいましょうか。そうしましょう。最後に、ロードサイド、ということで。目の前が都道。車の通りはそれなりにあります。現地で車の音は確認頂くこと、オススメします。

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