【募集終了】ふたりは平熱

(写真はクリーニング前のものです)

どちらかといえばもの静かで。口を開けば穏やかなもので。平熱保ってらっしゃる。つい、そんな風に思ってしまうお二人、たまにいらっしゃるのですが。そんな方におすすめしたいお部屋で。予めお伝えしておきますと、特定の誰かを想定して書いているわけではありません。

環七を脇に入った路地。住宅街の一角に、コンクリートの建屋。一見して、家？家なの？などと思う風体ですが。コンクリートに囲まれたウッディーな道を進めば。コンクリートに挟まれた細い階段。気分はもう、地中美術館(個人の感想です)。

募集のお部屋は2階と3階のメゾネット。クリーニング前の内観写真です。2階のスペース、玄関開けると、この通りです。床材の質感といい、北北東向きの開口部からうっすらと入る光といい (撮影時間帯は朝)。なんでしょうね。思うところあって、あえて照明はつけない形で。

2階のお手洗いと、ウォークインなクローゼット。

2階奥のキッチン。天井にはタレルですか。いえ、トップライトですか。いよいよもって、照明はつけない方向で。

朝。起き抜けに、寝巻きのままこの階段をおりてきて。連れ合い起こさぬよう、コーヒーでも淹れて。冷たい空間でひとりの時間過ごすなど。階段をのぼった3階には、まずは洗濯機置き場。洗濯パンは残置物ですので、新しく手配するのが吉かもしれません。そして、収納も。

3階には2部屋が。こちらは南側のお部屋の収納。

浴室と洗面。クリーニングの最中という事で。

そして、2面採光の北側のお部屋。どちらの窓の外にも、ウッディーなデッキー。

淹れたコーヒーの香りが、連れ合いの鼻をくすぐって目を覚さぬよう。小さく祈りながら。

ここまで書いて、やはり特定の誰かを想定して書いていた事に気付きました。家福さんと音さんですね。分かり合えないものだとしても。存外コーヒーの味は悪くないと思うのですが。どうなんでしょう。

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