【募集終了】Flight to somewhere (without moving)

(写真はクリーニング前のものです)

真夏は過ぎたというのに、刺すような陽光。カラッとした外の景色が窓越しに見えたからでしょうか。薄いブルーのキッチンから眺めれば、意識は中野区からカリブ海へと、飛ぶのかもしれません。

冒頭の下り、大変に主観混じった表現ですので。そういう風に感じる人もいるのね、くらいに思って頂けたら。話をお部屋紹介に戻しましょう。中野です、中野駅から歩いての、新井1丁目です。新井の交差点のフレッシュネスバーガー、最高じゃないですか？やけに80'sかかるんですよね。え？不要な情報ですか？失礼しました。コンクリートと、眩しいくらいの白の外壁が特徴的な建物。オートロックを開けて進むと見える、まる？エレベーターはありますが、所在階は2階ですので階段で進んでみました。突き当たりの、角部屋が借主を募集しています。

玄関を開けると、この光景です。なにか、違和感を感じませんか？

このキッチン。このキッチンからは違和感感じません。むしろ、なんといいますか、海外コンドミニアムを想起させるような、なんだかL字のスペースで小躍りしたくなるような。ルンルン、などとキッチンの先を眺めると。あら、やっぱり、なにか違和感が。

そうなんですよね。やけに天井が高くて。違和感の正体、天井高。約3.2mの高さ。何度飛び上がってみても、当たらない頭頂部。4段の階段をおりると感じる開放感。間取りは約35㎡。それほど広くはないはずですが、やはり天井高マジックは存在するようで。ちなみにですが、階段裏手にはキッチン下収納が。リビングとベッドルームとは、スライド式のドアで仕切れるようになっていますが、個人的には開け放ってしまうのが、好き。

ありがとう、角部屋。窓が多いのが嬉しいですね。腰高の窓際に、何かちょっとした雑貨を置くのが楽しみですね。ベッドルームには収納が2箇所ありますので、じゃあベッドはどこに置く？どうやって配置する？永遠の悩みですね。

35㎡という間取りにしては、なるほど収納が多いですね。ただ、大型の荷物を入れる収納スペースがないのが、ちょっと気になりましたが。あの、階段奥のキッチン下収納にしまうのが吉なのでしょうか。

バルコニーは小ぶりで。そして、木製の何かはちょっと崩れ気味ですが。なんでしょうね。こう天気が良くて、外壁が白いと。ジンかラムベースの何かでも頂きたくなりまして。

そうなんですよね。天井が高くて。外壁のパリッとした白さ。天井に濃いブラウンのシーリングファンでもつけてしまえば。バハマの海辺のコテージにでもいる気分に、なりませんか。個人的には、このキッチンにスツール置いて。高い天井に反響したカリプソをバックに、文庫でも繰るのが、この空間の乙な過ごし方のような気がしますが。どうなんでしょう。静かな雪の夜には、Duke JordanのFlight to Denmarkが合うのかもしれません。ここにいても、旅はできる(某ラジオ番組より)。さて、そろそろお気づきかもしれません。この、Flight to Denmarkを書きたかったから。だからこその、タイトルです。

おあとはよろしくないようですが、ご興味お持ちの方は、お問い合わせフォームからご連絡下さい。