【募集終了】朝駆けの目白通りは、あの本を読み進める機会をもたらす(かもしれない)

出版社が多い土地柄ゆえか、あるいは、ひと気のない目白通りの空気感ゆえなのか。通りを見下ろす部屋の窓辺に佇めば。読みかけのあの本を、ようよう開いてみる気になるようで。

そんな気持ちになるわけなかろう、などと思った方。正しい反応です。そうですよね。少し説明しますね。地下鉄有楽町線の護国寺駅。神保町と並ぶ出版村(私の理解です)。駅を出ると南北に伸びる音羽通り。街としての風格を感じるのは私だけでしょうか。そしてですね、坂です。物件の所在は目白台ですから。台地へと、坂をのぼるわけです。登りきった先の台地、with 目白通り。まだ人通りの少ない朝。まばらな交通量。静かに始まる文京の朝。そして、なにやら気になる、木造の外観のビル。4階の大きな窓が印象的なお部屋が、借主を募集しています。

4階へは階段で。エレベーターはありません。玄関を開けると壁面には窓。そして、石材風のクロスシート。玄関土間についても、同様にシートが使われています。本物の石ではありません。

シンプルな1Kの間取りですから。そこはすぐに、居室。眼前に広がる、大きな窓。窓、Good. 室内は大幅に改修をしてキレイな格好になっています。窓の一部は経年の汚れが残っていますので、ご注意下さい。しかし、窓から眺める目白通り。良いですね。頬を刺す朝の目白通り、などと歌ったのは椎名林檎ですか。すみません、いらぬボケでしたね。

このお部屋のハイライトは、やはり大きな窓ある居室なのですが、他にも小ネタがあります。キッチンは、仕切りはありませんが、独立型のキッチン。浴室は設備がバッチリでしたね。あとはお手洗いです。写真だとアレですが、あら、明るくてキレイ。ルンルン。的な印象でした。この表現、伝わってませんよね？そうですよね。なんだか、すみません。

どうなんでしょうね。家具の配置、悩ましいところですね。印象的な窓辺は、机仕事のスペースだったり、あるいは読書の時間を演出するスペースであったり。なるべくフレキシブルに空間用途を選び変えられるような家具選びをしたいところでしょうか。ベッドは窓から多少離した方が良いかもしれません。結構、陽が入りますので。

いや、しかし窓辺にはラウンジチェアとオットマンの組み合わせも、案外ハマるのではなかろうか。などとブツクサ呟きながら撮影を終えて。玄関から外に出ましたらですね。なにかが私を呼んでいる？ふと見上げると、光。What's?

OKU - JO. そうですか。まだ冷たさの残る朝の目白通りを散歩して。お部屋に戻る前に、さてさてのOKUーJO. ここでひとつ、もう読むこともないと思っていたあの本の項を繰ってみましょうか。案外、読み進められるかもしれない。そんな風に思いましたが、どうなんでしょう。　なお、非賃貸部分です、OKUーJOは。もう一度、非・賃貸部分です。賃貸部分にあらず、です。私が言えるのは、ここまでです。

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