【募集終了】文京風景、折々と

文京区本郷通り。白山から、丘の上を下るように進むと気付く緑。長元寺、本郷弥生、そして東京大学へと。文京の緑の脇を歩くのは、制服姿の学生たち。通りを歩けば聞こえてくる、放課後の吹奏楽。もうお分かりでしょうか。私、本郷通り、好き。なんでこんなにも、じんわりと来るのでしょうか。それでですね、道ゆく文京の人並みと緑を窓際で眺めながら過ごせる、素敵なお部屋がありまして。玄関を開けて、久しぶりに息を呑んでしまったのですが。それは、約15.8帖のワンルームの広さに目を奪われたから、という理由だけでしょうか。どうなんでしょう。艶のあるブラウンの床材が、差し込む光を受けた様が目に飛び込んできたからでしょうか。あるいは、ブラックのフレームの窓と、渋色の下部収納の取り合わせが絶妙だからでしょうか。あるいは、その全てが、私をハッとさせたのかもしれません。だいぶ回りくどい言い回しでしたが、シンプルに、好き。

設備ですが、キッチン周りは単身想定のシンプル仕様。ミニ冷蔵庫もついています。ひとつ、どうかなと思ったのは、冷蔵庫置き場。備え付けのミニ冷蔵庫ではなく、大きめサイズの冷蔵庫を別途置きたい場合には、居室の方に置くしか手がなさそうです。室内の雰囲気を崩さない冷蔵庫をチョイスするが吉かもしれません。しかしながらの洗面とお手洗い、そして浴室。こちらは、驚きのハイグレード。ワイドな洗面鏡は身支度時間をあげてくれそうです。ふと、後ろで物音が。What's？などと思ったらですね。便座がですね、あがってたんですね。やだ、なに。とか思ったのですが。人感センサー付き便座でした。浴室のシャワーヘッドはしっかりしているし。ふんとにもう。好き。

しかしやはり、あの窓ですよね。写真中央の。観音開きができる窓なのですが、残念ながら、ごく僅かしか開閉ができない仕様です。2階のお部屋ですので、やはり窓が大開きになった状態は難しいので、その点ご了承下さい。代わりと言ってはなんですが。窓のそばで眺める通りと緑が、大変に美しかったですね。紅葉の時期もまた美しいのでしょうね。しんしんと雪降る日の窓辺もまた、情感ある景色なのかもしれません。

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