【募集終了】UNTITLED

なんと形容しようとも、このお部屋の前では無意味に思えてしまって。実際に、この空間に足を運んでみて頂くのが、良いのかもしれません。

江東区石島。耳馴染み、ないですよね。清澄白河の東。錦糸町の南。木場の北。これで伝わりましたでしょうか。伝わらないですよね。なんだか、すみません。東京都現代美術館の前を通る美術館通りを東に。桜の季節は大変に美しい大横川を渡った先が、だいたい石島というエリアです。その一角にですね、白の外壁が気になるお部屋がありましてですね。私もずっと気にはなっていたのですが。

借主を募集するお部屋は、3階の角部屋。エレベーターであがります。玄関のドアを開けると、眩しいほどの白。

撮影当日は曇天。南向きのお部屋ですから、天気の良い日は、きっと、この横長の窓から差し込む光が美しいのでしょうね。

良いですね。この横長の窓に肘でもかけて、向かいの小学校にSay Helloでもしたいところですね。

こちらのお部屋、なにが気になっていたかって、浴室なんですよね。この浴室に続くアプローチも良いですし。マットな白タイルというのが、また。

白のボウル型の洗面と、ガラスブロックの浴室。長湯、しちゃいましょうか。ふやっふやに、手の皮がふやけてしまいそうですね。

どうなんでしょうね。この、白の静謐な印象はそのままに、自分なりのレイアウトを施すというのは、チャレンジな気がしますが。シンプルに住んでみたいですね。件の美術館通りを西に進んで。MOTのパティオか、地階の石造りの空間でボケッとしてですね。さらに通りを西に進んで。地元の常連も多い、だるまにでも寄ってですね。酔ってこの部屋に戻る、なんていうのも、大変に乙な過ごし方と思いますが、どうなんでしょう。

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