【募集終了】三茶と下北の間、それが代沢

大きな窓、ドイツ製のシステムキッチン、屋根裏のグルニエ。じわりとくる仕掛け豊富なお部屋なのですが。推しておきたいのは、代沢という立地のようで。

物件所在地は、世田谷区代沢4丁目。下北沢と三軒茶屋の中間地点。どちらからも、ちょっと離れたエリア。碁盤の目に区切られた町内を東西に渡る北沢川とその緑地。ワチャワチャはしておらず、しかし程よく個性的で文化的なお店がポツポツと建つじんわりスポット、代沢。ああ、代沢。借主を募集しているお部屋は、閑静な代沢の住宅街の一角。アーチをくぐって、レンガ敷のアプローチを通る先の木造の2階建。この建物の、2階の奥の角部屋だけが、ちょっと面白なお部屋なのです。

室内はシンプルなワンルーム。キッチンが奥に設計されているため、居室は広さを感じます。大きな窓から差し込む光が心地良いようで。出窓が2つ、というのも特徴的です。床材はフレンチシャビー風味なウッドカーペット。午後の日差しを受けた様子が美しいですね。キッチン脇の出窓には、外壁をつたう植物が。ちょっと枯れ気味でしたね。剪定の可否は、一度オーナーさんに相談してみましょう。

こちらのお部屋、注意点は洗濯機置き場。室外に洗濯機を置くことになります。バルコニーの欄干の端、ちょこっと蛇口が見えるでしょうか？ここだけ、留意点ですね。代わりと言ってはなんですが、雨戸付きというのがなんとも嬉しいところで。なお、バルコニーの先には、隣家のお庭が。プライベート感はないかもしれません。見晴らしは良いのですが。

それでですね。奥の方で、何やら存在感放つものが。キッチンですね。あらやだ、どうして落ち着いた、どこかレトロな風味のキッチンね、などと思ったのですが。これがbulthaupだったのです。初めて見ました、賃貸で。しかも、シンクが黄色...?! 途端にレトロ、途端にキュート。手元の窓はフロスト風味仕様の窓ガラス。なんだか、ワクワクしてきますね。キャー。ちなみにですが、キッチン天板、天然石仕様ですね。キャー。

キャーキャー言ってる場合じゃないですね。撮影当日は通電がなく、若干暗いこと、ご容赦ください。それにしても、トイレがどこか、、レトロ?! 足元には収納。Why? お風呂には窓はありませんが、不足のない浴室ですね。

それにしても、収納は？などと思い玄関へと戻りますと。あるじゃないですか、これまたオーナー仕様のトンデモな収納が。姿見までついて、取手はゴールド。シューズボックスは、ひーふーみー。数えられないくらいです。白のルーバーにときめきますね。

これで収納はおしまい？などと物欲しそうに室内に戻れば天井に何かが。ギギッと階段を引き下ろしてみますと、グルニエですか。完全に立てるほどの高さはありませんが、150cm程度の高さ。グルニエはとかく熱がこもりがちですが、小窓が2つ付いていますので、きっとこのグルニエはFeelin' Good.(窓を締め切っていた私は、汗だくなりました)

さてさて。散々お部屋の紹介をしてきましたが。真に推すべきは代沢という場所である。この点に立ち戻りましょう。代沢。駒沢公園エリアから地続きに繋がる寛容度の高い場所(個人の見解です)。この北沢川緑地。春の陽気に誘われてか、ちょっとした寄り合いをしている若人が。傍らには、ジャンベ、ティンパンなんとか、ドレッド。自転車で駆けるは、緩く髭はやしたBoys. 下北沢のようにワーキャーしておりませんし、三軒茶屋のような、なにか事を為さねば今日を終えられない感じもない。閑静な住宅街に、カルチャー

まとう人々がゆるりと行き交う街なのです(マダムも結構な割合でいらっしゃいます)。下北沢駅と三軒茶屋の駅からはちょっと離れたエリアなのですが、この空気感。渋谷とか新宿とかは、もうたまに出かけるくらいにして。どっぷりゆったり、代沢で日々の営み紡ぐのというのが、そろそろ宜しいんじゃないでしょうか。

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