北区王子のナイスアーバン

北区の王子駅。駅周辺をご存知の方も、そうでない方もいらっしゃるのかと思いますが。良い場所です。王子駅の北東に位置する船堀エリアに、ナイスなアーバン感溢れる賃貸物件が借主を募集していますので、本日はそのご紹介を。なお、取材当日はクリーニング真っ最中という事で、壁紙等が剥がれ放題です。紹介文の最後の方にイメージ写真を掲載しています。きっとクリーニング後には、イメージ写真のような形に仕上がると思いますのでご期待下さい。

早速紹介を進めましょう。物件の最寄り駅は京浜東北線あるいは東京メトロ南北線王子駅。王子駅、至近の飛鳥山公園の緑の眺めが大変に心地良く、しかしながら駅の東側には横丁通りがひっそりと残っていたり、レトロ感満載な東武ストアなんかが残る滋味深い駅前感。忘れてはいけないのが都電荒川線。サクラトラムなどと名前が併記されたりするこの都電。路面の線路を走るチンチン電車(と今の時代に呼ぶのかは分かりませんが)のノスタルジー溢れる情感が、この街の人と景色の深みを醸し出していると言っても過言ではありません。王子界隈を訪れたことのない方、出来れば何の目的もない、ただの散歩などでこの街を訪れて見て頂くと良いのでは。きっとこの街に興味を抱くと思いますよ。

物件の所在地である船堀エリアは、この王子の駅前を北東方面に進んだ先にある場所。特段、何か下町風情がすごいとか、あるいは新興の住宅街だ、と言うわけでもない、あえて言うならばそのどちらでもある、と言う何とも微妙な形容に落ち着くわけですが。高層のビル群は見当たらないので、肩肘は張らないですし。北東方面をズイズイと進めば、そのうちに荒川にぶつかりますので、ちょっと足を伸ばして荒川ライドも気軽に楽しめる場所。で、王子駅ですから、都心の、例えば大手町駅などには電車で23分程度ですからね。何かがあるエリアではなく、かといって街の魅力に乏しいとも言い難く。それでいて都心には意外とアクセスの良い場所、王子周辺。大変なポテンシャルを秘めたエリアと思いますが、どうなんでしょうか。

船堀周辺特有の、細かな土地区画割を抜けた先に見えてくる落ち着いた色味の外観。この、薄い黄土色といえば良いのでしょうか。この色味からは、ほのかにプロヴァンスの香り感じますよね。そんなことないでしょうか。そしての、エントランスのダークな色調のレンガ造だったり、エントランスのオートロックの先の1階踊り場に設えられた、ちょっとした植樹。北区王子周辺にこんなグッドアーバンな建屋があるのか、と感嘆せざるをえません。素敵。

こちらの建屋、5階建ではありますが、エレベータで押せるのは4階まで。そして今回募集のお部屋は4階の一室。ということは、自然と高まる最上階特有の眺望感。エレベーターが4階に到着。チン、と鳴って開くドア。広がる北区の街並みドン。エレベーター降りてすぐに視界が開けるというのが、かくも幸福感多めだとは。

引き続きまして、お部屋の内部の紹介へと続くわけですが。冒頭の断り通り、内観写真は残念ながらクリーニング中の状態で。このお部屋のポイントだけ絞ってご紹介をしておきますね。完成形はぜひ実物を確かめに来てください。実のところ、私も見たいのです。内件同行という名の、ただ私が見たいだけ、という。すみません、本筋に戻しましょう。

募集のお部屋のポイントは3つ。1つ目は開放感のある内部空間。表記上は48.34㎡ワンルームなのですが、ロフト付きのお部屋ですので吹き抜けあり、天井が高く開放感を感じます。ロフト、とありますが、室内階段を上った11帖のロフトの天井もしっかり高さがあり狭さを感じない作り。メゾネットのような感覚で住める空間です。

ポイントの2つ目は白のスクエアタイル。キッチン、浴室、洗面所の3カ所に、グレーの目地ベースで貼られたこのタイルが格好良くて。最近ですと縦長の長方形タイルを多用する傾向もある気がしてまして、どちらかというとこのスクエアタイプのパキッとした白タイルって野暮ったい印象を持たれることもありそうですが。ちょっと80年代感じるこのスクエアタイプの白タイル、好きな方は好きだと思いますので。ビビっとくる方がいれば嬉しいな、と思う今日この頃の私です。キッチンのシステムは広さはありませんが、2口ガスコンロは嬉しいところ。白のタイルに吸盤フックつけての料理用品を上手に飾るのが楽しそうですね。ちょっとしたポイントですが、キッチンの電気をつけると、暖色系のネオンっぽい明かりがつきました。このネオン感は地味に素敵だと思いました。

3つ目のポイントは、抜け感のある眺望、でしょうか。4階北側にあるルーフバルコニー。玄関土間横に設置されたドアを開けると、広さはあまりないのですが、目の前に広がる北区の街並み。広がる空。思わず叫びたくなります。北区ー!!

ロフト部分は11帖あり、寝室として十分に活用できそうです。収納の観点では、ウォークインクローゼット付き(?!)。収納で困ることは少ないのかもしれません。4階の洋室10帖はダイニングテーブルを置きつつ、室内階段の真下の壁際には飾り棚置きつつ、絵や小物を飾っていけば、もう北区のグッドアーバンの出来上がりですね。いやはや、この物件、すごいですね。良い。

ご興味お持ちの方、お問い合わせフォームからご連絡下さい。

下の写真は募集中のお部屋と建屋外観のイメージ写真です。