Private Cove

住宅街の一角に、ヌッとそびえる低層の建屋。外観がなんともデザイナーズなこの建物の1階、光の加減が心に訴えかけてくる隠れ家のような一室が借主を募集中です。

2013年に建てられたこちらの建屋。外観が格好良いのはもちろんなのですが、注目すべきはエントランスまでのアプローチ。レンガ造のアプローチの先には植栽が。南天だったりシダ植物が生い茂っていますが、手入れがなされているようで、なんとも目に心地が良くて。この外観とアプローチだけでもう満腹ですが、折角ですのでエントランスを開いて1階のお部屋へ。鉄格子を開けるとコンクリート床のエントリーテラスが。こちらのエントリーテラスは共用ではあるのですが、自転車を置く分には、"駐輪場はありますけど、まあ、高価な自転車だったら置いてもいいんじゃないでしょうか"とのことです。

ちょっと待ってください。いいんですか？自転車置いても。見てください。エントリーテラスを入り、ガラス戸の扉を開けて室内に入り振り返れば、ほら。光を受けたエントリーテラス、ここに自転車なんて置いたりしたら、これを肴に一杯いけるやつですよね。この光の入り具合はなかなか稀有なやつで。

さて、室内の方ですが洋室は8.5帖。正直広さはないこの間取り。ですが、南西側の壁面小窓をよく見ると通りに対して、半地下みたいになっているんですね、こちらのお部屋は。なるほど、これは穴蔵的な感覚が面白いお部屋なんですね。クローゼットの中にはエッキュート設備が入っているので、そこまで収納が強くもないお部屋です。コンパクトな暮らしが可能な方で、かつこの光の入り具合と穴蔵感が気になる方にオススメしたいところです。

ちなみに、南西側の小窓、外からは室内が見えない仕様になっていますのでご安心下さい。

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