【募集終了】High & 廊

江東区牡丹町。通好み、といいましょうか。門前仲町の商店ひしめくエリアを南下すると、人通りも少なく商店もまばら。だけど、しっかりと素敵なお店は散在していて。なんなら駅前の喧騒などなく、静かな通りに佇む個人店をじっくり回れる素敵エリア。そんな牡丹町、深川の奥座敷、などと呼ばれる事もあるそうです。(そう言っている方を一人しか見かけたことないのですが)　界隈には親水公園が東西に広がっていて、昼間日中の散歩も心地よく。牡丹町、とてもオススメなエリアなのですが。例えばどうでしょう。そんな牡丹町にですよ、最上階で、かつ細長の室内がまるで廊のように歩くほどにインスピレーションが湧いてくるような居住用の物件があったとしたら。もう住むしかないのでは、などと申し上げるのは些か言い過ぎかもしれませんが、とにもかくにも物件をご紹介します。

借主を募集しているのは8階建の最上階の一室。ホワイト・アッシュ基調のクロスとフローリングマットで統一されていて、天井一部は白のデッキプレートが剥き出しに。デッキプレートのチラ見せって意外にアリですね。

こちらの物件の特徴ですが、南のバルコニーから居室と続き、キッチン・トイレ・洗面、そして北のルーフバルコニーへと一直線に繋がっている点でしょうか。もちろん室内扉は存在するのですが、扉を開けてしまえばスーっと伸びた南北に繋がる空間だから、室内を移動するほどに感じる間取り以上の動線感。出来る事なら、居室の中心にはものは置かずに。壁面には一面に本を敷き詰めた棚を設置して。ランダムに抜き出した本でも片手に、南のバルコニーへWalk through。気分転換にまた別の本を抱えて、今度は北のルーフバルコニーへwalk through。小腹が空いたらコンロに置いたピンチョスをピックアップ。用を足したければトイレにピットイン。無駄のない動線。考え事するにしても、歩きながらのそれってなんだか思索が深まる感覚ないでしょうか。時折、西側壁面の窓から見える佃島・晴海の高層マンションの夜景を見遣ったりして。 細長の1Kタイプはとかく狭さを感じがちですが、この物件の長さは正解かもしれません。なんといいましょうか、牡丹町の細殿ですね。

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