Inner Atrium

様々な人種が入り混じり、界隈の馬券場に集まる人々が街のそこここにいる、なんともカオスでファンキーなエリア、錦糸町。最近では改修が施された銭湯だったり、少し歩けばコーヒースタンドがぽつぽつと生まれている場所でもあります。そんな錦糸町にあって、ひとクセあるロフト物件があったのでご紹介を。

住所は江東橋1丁目。錦糸町の駅から西方面へ歩く事4分。雑居ビルが建ち並ぶ路地の一角にスッと存在する５階建の建屋。こちらの4階と5階部分の一室が借主を募集中です。

エントランスはオートロック。別に何がってわけではないですが、錦糸町駅からほど近いという事で、このオートロックがなんとも安心で。上階には階段で上がる事になります。玄関を開けると4階メインフロアへ通じる廊下、奥に進むととてもコンパクトな正方形に近いダイニングスペースが。キッチンとバス洗面トイレは4階に集中しています。室内階段を昇るとロフトスペースが。最上階だけあって、狭さを感じない、天高ある空間。これは嬉しいです。印象的な設備は天井にはめ込まれた障子のトップライトでしょうか。天井に障子。なんだか斬新です。

こちらの物件、4階5階にいるはずなのですが、まるで天井のトップライトからさす光が海面を照らすそれのようで、縦長のポッドの中に入っているような感覚。合わせて5面の窓があるものの、周囲はビルに囲まれているのでほんのり薄暗くもあり、海の中に沈んでいく感覚とも言えます。不思議。カオスでファンキーな錦糸町にあって、内へ内へと沈み込んでいくようなこんな物件。制作などに打ち込む没頭系の方に良いのではないかと思いました。照明なんかも白熱ではなく青白い光なんかにすると、雰囲気が高まるといいましょうか、浮かび上がってこられるのか心配といいましょうか。もちろん、天井から差し込む光うけるロフトが素敵なコンパクト物件として居住頂く分には全く問題御座いません。

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