文京の空、バルコニーの朝食

低層の住宅街というのは景観に落ち着きがあって、住民に安心感をもたらす気がします。バルコニーに出て、開けた空を見上げながら空気を吸い込むと一日気分良くすごせたり。ところで、街の空気感によって、そんな空の見え方感じ方もまた異なるようで。

本日ご紹介の物件所在地は文京区白山4丁目。文教地区と言われる文京区にあって、住宅が立ち並ぶ閑静なこのエリア。瀟洒な建物が多いながらも、かつての指定地区の名残感じさせる古い家並みが点在。不思議な、それでいてとても心地の良い空気感を醸し出しているわけなのですが、その空気感と地区の家並みや緑とが相まって、見上げる空からは大変に穏やかな印象を受けます。

昭和57年に建てられた低層3階建のこちらの共同住宅、コンパクトな外観に正面の植樹の組み合わせに好感を抱きます。募集のお部屋は最上階3階の一室。2DKのお部屋に入ると8帖のダイニングキッチンが。リビングとしての用途も考えるなら少し狭さを感じますが、室内に面する形で設置されたルーフバルコニーが。これはつまり、ルーフバルコニーもダイニングの一部と捉えて良い、ということじゃないでしょうか。そう考えると一気に空間が広がる気がします。

バルコニーにウッドデッキ敷いて、ちょっとしたテーブルと椅子で、トーストにジャム塗りながら薄いコーヒーを飲む朝食。見上げれば文京の空。日常のささやかな贅沢というのは、こうして生まれるということでしょうか。

ダイニングキッチンに洗濯機置き場が設置されてますので、動線からすると日中は洗濯物を干すことになると思いますので、この贅沢は主に朝食時と、たまの夕飯時というところでしょうか。南側のバルコニーで洗濯物を干すと決めるなら、全時間帯対応の贅沢スペースが完成するかもしれません。言い過ぎでしょうか。

室内南側には4.5帖洋室と6帖の和室がひと部屋ずつ。例えばお二人で入居して、洋室は仕事や作業に集中するスペースに、和室は寝室に。寛ぎと生活のメインはダイニングで、という形になるのかなと。

ところで浴室ですが、新設された浴室一式は綺麗で快適なのですが、小窓が付いていて、これが午後の日差しをふんだんに取り入れてくれて。午後にゆっくりとお湯につかるのもまた大変に気持ち良い時間だろうなと思ったり。

最後に少し周辺のお話を。白山周辺にはお寺が多くて、少し歩けば小石川植物園もあったり。地下鉄南北線の白山駅周辺の商店街にはPlateau Booksさんやオシャレな自転車屋さんもあったりで。そしての趣ある古い建物たち。そしての白山通りの美しい銀杏並木。散策をリラックスのアクティビティにしている方は、入居初日からリラックス全開になるであろうこと間違いありません。駅から物件まで往復した私のお肌に少しツヤが戻りましたから、きっと間違いありません。(個人の意見です)

ご興味お持ちの方はお問い合わせフォームからご連絡ください。