墨田エイティーズ(80’s)

(2021.04.20 写真は5階のお部屋。現在募集のお部屋は3階別室となります)

 

音楽やファッションなど、80年代に流行した様式を

現代にリバイバルさせる動きがありますよね。

一周回って、懐かしかったり新しさを感じる。

ちょっとダサいんだけど、ギリギリ格好いい。

住まいもまた同じようでして。

 

今回の物件が建てられたのは1982年。

82年当時を知りませんが、バブル前夜の頃だったのでしょうか。

 

建物正面のファサードやアプローチからは、

現代の共同住宅のそれとは異なる趣を感じます。

 

コンクリートの無機質な質感や、エレベーターホールの

大型のガラス窓。白とグレーを基調とした外観からは、

スタイリッシュさ、と言えば良いのか。

ギリギリでダサ格好いい感じというのか。

 

今回は9階建の5階の一室が入居者を募集しています。

エレベーターホールから外を眺めると、５階の割に気持ちのよい眺めです。

 

室内は6帖の洋室が2部屋とLDKが付いています。

内装は全体的には白を基調としていて、

アクセントにグレーの塗装が施されています。

 

広さは46.80㎡と、1人で住むなら快適な広さですが、

2人住まいだとちょっと手狭かもしれませんが、

振分タイプなのでミニマルな2人暮らしならOKかもしれません。

 

ちょっとした推しのポイントを。

玄関の上に暖色の照明が設置されているのですが、

リビングから見るといい感じの間接照明になってくれます。

外観が80’sで、内装はムーディーな間接照明。

なんだかやっぱりダサかっこいい。。

 

もうひとつ。トイレなのですが、床がグレーで意外と気持ちよさそうです。

これ重要な気がします。トイレ、大事ですよね。

 

それと、物件所在地。住所は墨田区立川。

隅田川の支流がすぐ近くに流れているエリアです。

川の上に高速道路が走っているので、眺めが良いわけではないのですが、

ぶらぶらと散歩するには悪くありません。

実はそれ以外にこれといってハイライトすべきシンボルがあるわけではありませんが、

少し歩けば活版印刷立ち飲み屋だったり、和紙業のアトリエがあったりと、

ポツリポツリと面白い場所があります。

 

いくつかの注意点が。

まず外観と供用部分の経年による汚れが目立ちます。

管理の行き届いたヴィンテージマンションみたいなのを期待していると

ちょっと残念かもしれません。

次に。室内の床がクッションフロアです。

むにゅっ、とした踏み心地を許容できる方向けです。

 

東京の東に住みたくて、流行りの清澄白河界隈に住むのはちょっと違う。

なにより、ちょっと癖のある建物に住みたい。それも80年代バブルの香りがするような、、、

 

そんな方がもしいれば、ぜひ見て頂きたいです。