両国、魅惑の雑居ビル

雑居ビルの細くて暗い階段を登る時、ワクワクする事ってありませんか？

渋谷の雑居ビルの上階のレコードショップだとか、新富町の雑貨屋さんだとか。

薄暗い階段を登った先、お店のドアを開けた瞬間に飛び込んでくるその世界が、

ことさら眩しく見える事ってあるんじゃないかなあと。

雑居ビルって、結構魅力的な物件だと思うんですよね。

駅の名前にもなっている、江東区両国。

この両国の一丁目付近は、隅田川に近いエリア。

良い感じの雑居ビルが、立ち並びます。

この物件も、そんな雑居ビルのひとつ。

ビル正面の右端にある小さな入り口から、２階に繋がる階段を登ると、

94.12㎡の奥行きの広さを感じるスペースが。

窓は６面配置されていますが、左右はビルに挟まれているため、

東と西に向いた窓から、主に光が差し込みます。

西向きの窓のそばには、非常用の出口が。

ドアを開けると、人1人が立てるスペースがあります。

非常用の出口ではあるのですが、たまにこのスペースで外の空気を吸って、気分転換ができそうです。

東西の窓をあけると、隅田川寄りには高い建物がないからでしょうか、

ふっ、と風が通り抜けていきます。

室内には給湯室とお手洗いが設置されていますが、

その裏には仕切られたスペースが。物置にするにはちょっと勿体無いスペース。

建物の他の会に目を向けると、１階は舞台や演劇の公演スペースが。

３階にはレコードショップ兼ライブハウス。

３階の店舗の屋号の一部には、”部屋”という言葉が使われています。

考えてみれば、雑居ビルの店舗や事務所って、学生時代に溜まり場にしていた友達の部屋のようなイメージかもしれません。

両国の雑居ビルで、どんな部屋を作りましょうか。雑居ビルの魅力にとらわれている方のご連絡をお待ちしています。