息を吹き込まれるのを、そっと待っている

 東京、新川。隅田川に隣接する浮島。

 交通の便も良くないし、有名なスポットがあるわけではない。

 つまり、事業を興すための立地としてはそれほど恵まれた場所ではない。

 

 そんな新川という場所に佇む、古ぼけた一軒家。

 無骨な表情をした外観。ひび割れが入り、くすんだ色の外壁。

 役目を終えた退役老人のような。でも、また、誰かに必要とされるのを、

 じっと待っているかのような。

 誰かに、また息を吹き込んでもらうことを、そっと待っているような。

 

 出来れば、この建物と同じように、一本筋の通った方に。

 出来れば、あまり商売気のないような業態で。

 ひっそりと、でもしっかりと、無骨に商売をする場所として、

 この物件を選んで頂きたい。そう思うのです。

 

 

 [物件情報]

 

  所在地:東京都中央区新川

 

  最寄り駅:東京メトロ日比谷線八丁堀駅 徒歩10分

 

 [本記事について]

 

  本物件の紹介内容は、編集部による空想であり、物件オーナーへの掲載許可等は取っておりません。

 

  紹介する物件が現在賃貸可能かどうかの確認は取っておりませんので、

 

  あくまで、もしこの物件を賃貸できたら、、という空想の範囲で紹介内容をお楽しみ下さい

 

  (text by 編集部)